疑似アニメーション作成の画像ファイルサイズについて
2009年 11月 14日
元班長のリクです。今回はちょっと真面目な更新ですよー。
以前、伍長かだれかが「2to3」にアニメーションムービーを入れたいね、ってなことを言ってたかと思います(言ってたよね!?)。今RPG制作で使用している、ウディターには動画再生機能はついてません。つまり、その中で動画チックなことをするには、ちょいアレなことをしなきゃなりません。
長くなりそうなので、興味ある人は続きを開いてね。
そもそも動画ってのは、1秒間に数十枚使う紙芝居みたいなもので、映像は静止画の集まりってことはみんな知ってると思います。しかしそのままファイルにしてしまうと、
総ファイル容量=画像ファイルのデータ×1秒間に使用する枚数(=fps)×合計時間
となり、めちゃくちゃ重いです。だから一般的に動画ファイルというのは、「画面内で静止画から静止画へ移るときの、変化する部分を記憶する」みたいなことをやって、ファイルを軽くしてるんですね。ようするに、画面に映ってるものが激しく動いたり、色がガンガン変わったりするとファイルが重くなるわけです。背景が目まぐるしく変化するゲームの動画などを投稿サイトに上げる際、エンコ殺し(エンコード殺し)と言われるのは、投稿者のファイルサイズ調整作業が大変なためです。
で、本題ですが、ウディタでは動画が使えないために、静止画をパラパラマンガみたいに表示させる方法しかありません。しかし、このゲームにムービー入れるとしたら、実写ましては3Dでもなく、アニメーションなわけです。そもそもアニメーションってのは制作段階で、労力的な面で考えて
・背景とキャラクターが別レイヤーで、背景は長時間(何秒間も)同じものが使用される
・キャラクターの色塗りが単調(いわゆるアニメ塗り)
これは本来労力的なことを考慮してこうなってるんだと思いますが、これらのおかげでファイルサイズがぐっと軽くなります。1つの背景を長時間使用できるので、枚数が減ること。PNGファイルの圧縮方法だとアニメ塗りの絵が超軽くなること(横縦方向に同じ色が続く場合、それを圧縮)。
一般的なアニメでの背景使用枚数は、1分間に5~10枚程度らしいです。てきとーな写真をPNGにして640×480にしたら500KBくらいでいした。多めに考えて1分間5MBか。
んで、てきとーにアニメ塗りしたイラストを作って、640×480にしました。すると、
が40KBくらい。
が95KBくらい。※ここに上がってる画像ファイルはjpgなので実物と違います
色が多くて小さい絵よりも、色すくなくてでかい絵が大きい?それとも下の絵が複雑だから?まあ、実験結果がこれなので、参考程度にしておきます。
んで、アニメーションをどれくらい動かすかによって枚数が変わりますが、とりあえずフルで動かすとなると、1秒間30フレームを想定して考えると、だいたい1秒に6枚(普通のアニメ8枚)かな。もしくは10枚。前者なら5フレームに1枚、後者は3フレームに1枚。
1秒に6枚で考えると、1分360枚だけど、フルで動き続けるわけないから、必要枚数不明。一般的なアニメが平均何枚くらい使ってるかわからんのでなんとも言えないですが、仮に100枚だとしても、10MBいかないだろうね。
と い う わ け で
どうやらファイル容量的にはとりあえず問題ないことがわかりました。もしもムービーシーン作るんだったら参考になればいいな。この記事書くのに何時間かかってるんだ。レポートもせずに。
以上
以前、伍長かだれかが「2to3」にアニメーションムービーを入れたいね、ってなことを言ってたかと思います(言ってたよね!?)。今RPG制作で使用している、ウディターには動画再生機能はついてません。つまり、その中で動画チックなことをするには、ちょいアレなことをしなきゃなりません。
長くなりそうなので、興味ある人は続きを開いてね。
そもそも動画ってのは、1秒間に数十枚使う紙芝居みたいなもので、映像は静止画の集まりってことはみんな知ってると思います。しかしそのままファイルにしてしまうと、
総ファイル容量=画像ファイルのデータ×1秒間に使用する枚数(=fps)×合計時間
となり、めちゃくちゃ重いです。だから一般的に動画ファイルというのは、「画面内で静止画から静止画へ移るときの、変化する部分を記憶する」みたいなことをやって、ファイルを軽くしてるんですね。ようするに、画面に映ってるものが激しく動いたり、色がガンガン変わったりするとファイルが重くなるわけです。背景が目まぐるしく変化するゲームの動画などを投稿サイトに上げる際、エンコ殺し(エンコード殺し)と言われるのは、投稿者のファイルサイズ調整作業が大変なためです。
で、本題ですが、ウディタでは動画が使えないために、静止画をパラパラマンガみたいに表示させる方法しかありません。しかし、このゲームにムービー入れるとしたら、実写ましては3Dでもなく、アニメーションなわけです。そもそもアニメーションってのは制作段階で、労力的な面で考えて
・背景とキャラクターが別レイヤーで、背景は長時間(何秒間も)同じものが使用される
・キャラクターの色塗りが単調(いわゆるアニメ塗り)
これは本来労力的なことを考慮してこうなってるんだと思いますが、これらのおかげでファイルサイズがぐっと軽くなります。1つの背景を長時間使用できるので、枚数が減ること。PNGファイルの圧縮方法だとアニメ塗りの絵が超軽くなること(横縦方向に同じ色が続く場合、それを圧縮)。
一般的なアニメでの背景使用枚数は、1分間に5~10枚程度らしいです。てきとーな写真をPNGにして640×480にしたら500KBくらいでいした。多めに考えて1分間5MBか。
んで、てきとーにアニメ塗りしたイラストを作って、640×480にしました。すると、
が40KBくらい。
が95KBくらい。※ここに上がってる画像ファイルはjpgなので実物と違います
色が多くて小さい絵よりも、色すくなくてでかい絵が大きい?それとも下の絵が複雑だから?まあ、実験結果がこれなので、参考程度にしておきます。
んで、アニメーションをどれくらい動かすかによって枚数が変わりますが、とりあえずフルで動かすとなると、1秒間30フレームを想定して考えると、だいたい1秒に6枚(普通のアニメ8枚)かな。もしくは10枚。前者なら5フレームに1枚、後者は3フレームに1枚。
1秒に6枚で考えると、1分360枚だけど、フルで動き続けるわけないから、必要枚数不明。一般的なアニメが平均何枚くらい使ってるかわからんのでなんとも言えないですが、仮に100枚だとしても、10MBいかないだろうね。
と い う わ け で
どうやらファイル容量的にはとりあえず問題ないことがわかりました。もしもムービーシーン作るんだったら参考になればいいな。この記事書くのに何時間かかってるんだ。レポートもせずに。
以上
by sousakudc
| 2009-11-14 06:59
| Digital Creation